振り返ってみると女性は世の男性の人生を狂わせてしまう最後にして最高の禁断の果実として名高いけど、フィリピン人女性がとりあえずの「女性 最終形」に落ち着くんだと思う。
性格にしても容姿にしても、だ。
今回の記事はタイで生活している海外ノマドワーカーゆーたろーさんが書いたタイ人女性と付き合って3週間過ぎたから今の時点で感じたことをつらつら書くよを勝手にパロディしてみました。
だってフィリピンも負けてられないでしょ?みんな私を擁護して(笑)
ゆーたろーさん、もしこの記事を見ても怒らないでください。
目次
私とフィリピン人女性の関係
今の彼女のことについて書く前に、私とフィリピン人女性の関係について掘り下げてみる。
今から1年ほど前、2014年の8月に私はフィリピンの地に初めて降り立った。
ぶわっ、と蒸し返すじめじめした暑さに「外国にきたんだな」という気持ちをそそられていた。
私がなぜフィリピンにきたかというと、語学学校で1年間インターンシップをするためだ。遊びに来たわけではない。
これから1年間お世話になる学校に向かう移動中は、緊張で胸が張り裂けそうだったのを今でも思い出すことができる。
私が学校につくと、多くの日本人生徒とフィリピン人で賑わっていた。
緊張しながらもオフィスに入ると、そこには1人の女性がいた。
にっこりと笑顔をこちらに向けてくれている。とても初対面とは思えない。
そう、彼女こそが私が初めて出会った「フィリピン人女性」なのである。
フィリピン人は女性に限らず男性も陽気で元気いっぱいである。
日本という電車が頻繁にストップしてしまう暗い世界で20年間暮らしていた私にとって、彼らはまさに「宇宙人」であった。
本当に些細なことに大爆笑し、ハイタッチを求めてくる。
日本とは違うコミュニケーション方法に私は戸惑いを覚えていたが、それが徐々に心地よいものとなっていった。そう私はバカがつくほど単純なのである。
私が赴任して3週間が過ぎたころであろうか、学校の仕事にもフィリピンにも少しづつ慣れてきた私を上司が遊びに連れて行ってくれると誘った。そうKTVに。
KTVとはいわゆるキャバクラである。女の子達とお酒を飲み、他愛もない話をして、カラオケを歌う。
他の人にとっては楽しい場所として認識されるのかもしれない。しかし、私は緊張と不安で心が一杯であった。日本でもキャバクラに行ったことがなかったのである。
母国でも行ったことのない領域に足を踏み入れることに私は戸惑いを感じていた。どう振る舞っていいかわからない。
とにかく興味3割、恐れ7割みたいな感覚だったわけだ。
そんな私だがKTVでは意外と楽しめた。
働いている子たちが日本語を話せたことはもちろんだが、フィリピン人の性格が私を楽しくしてくれたのだろう。
彼女らはつたない日本語を巧みに駆使して、自分のことをひたすら話しまくる。
こちらの話など聞きもしない。聞いたとしても理解しているかは甚だ疑い深い。
そんな状況であったが、それだからこそ私は楽しめていた。
彼女たちが自分達で勝手に楽しんでくれるから、こちらも下手に気を使わなくていいのだ。
フィリピン人は日本人と真逆の性格を持っているなと私は感じた。だからこそ相性が良いのだろう。
その証拠に多くの日本人男性がフィリピン人女性にハマっている。
こんな性格の女性と付き合えたら楽しいだろうな、と私はふと考えた。
しかし、ここで一歩踏み出してしまうともう後には戻れないと私は思っていた。
多くの日本人男性がフィリピン人女性がために生活を棒に振ったという話をよく聞いていたからだ。
しかしここで覚悟を決めなければこの未知なる生き物に触れることはできない。
それに「外国人と付き合う」ということにも純粋に好奇心を抱いていた。
私は、いつのまにかフィリピン人女性と付き合えたらいいなと考えるようになっていた。バカ単純なのである。
思いのほか世界が広がったことに気づく
フィリピン人女性についてもっと知りたいと思うようになっていた私は、とにかく多くの人と話すようにしていた。
まずは学校の先生たちと男女分け隔てなくたくさん話すようにし、フィリピン人の生態を掴もうとした。
しかし話せば話すほど彼らがよくわからなくなる。
陽気な時もあれば、急に静かになる時もある。
「どうして今日はおとなしいの?」と聞くと「お腹が空いてるから」と答える。
ようするにフィリピン人は気分屋なのである。
自分が楽しい時には周りの目を気にせず大騒ぎし、自分が楽しくない時には静かになる。
日本では周囲の視線ばかりが気になっていた私にとって、これは大きな発見であった。
「周りの人を気にしすぎてもダメだ!とにかく自分が楽しいと思ったことをしなくちゃ人生もったいない!」
こう思うようになったことは、20年間周囲の目を自分の感情よりかも大切にしていた私にとって、大きな変化をもたらした。
まず今まで以上に積極的に人と関わるようになった。
だって人の人生を知ることは楽しいから。
今までは、失礼かもしれないと思い、他人のパーソナルな話題に踏み入れることは避けてきていたが、一歩だけその部分に踏み入れてみた。
すると面白い話がたくさん聞ける。
もっといろんな話が聞きたいと思い、ほかの人ととも話してみる。面白い。
私にとって人間関係は今まで煩わしいものであったが、それが楽しい関係となっていったのである。
またフィリピン人にあって日本人にはないことも気づけた。これを身に着ければ生きていくのが少しは楽になると思う。
⇒フィリピンで生活して気づいたけど「幸福論式行動法」が今の日本人に足りないものだと私は思う。
こんなことを教えてくれたフィリピン人に感謝したい。
「フィリピン人女性」沼のはじまり
「沼」とは出口のない沼、上を見上げたらキリがない世界のことを表しているという。
私にとってこの沼という文字の前につく単語は「フィリピン人女性」としか思いつかない。
フィリピンでお世話になった方たちが、フィリピン人女性が好きで現地で仕事を持つようになったという人が何人もいたので、その影響もあるのかもしれない。
フィリピン人女性には他人の人生を大きく変えてしまうほどのパワーを持っている。
でだ。
私は彼女らによって自分の人生を動かされていた。
フィリピン人女性の魅力が私に襲いかかっていたのだ。
KTVに行く頻度がだんだんと増えてきたんだよね。
先輩に誘われても最初は英語の勉強もしたかったから、都合が合う時にだけ行っていたのだが、それがだんだんと都合をつけて遊びに行くようになった。
これは良くないなと内心気づいてはいたのだが止められなかった。
もはや中毒である。
学校を休学してわざわざ来たフィリピンで自分が何をやっているのかよく分からなくなっており、楽しければそれでいいじゃん!とフィリピン人が驚くほど開き直っていた。
重症である。
そろそろ今の彼女(フィリピン人)の話をしよう
2014年10月に付き合い始めたフィリピン人女性は、パラワンから来た小柄な女性だった。
フィリピン人もびっくりするほどの気分屋で、彼女自身もそれを認識していました。
彼女とはKTVではなく、クバオにあるディスコで遊んでいた時に、私が声をかけたことがきっかけで仲良くなっていった。
気分屋の彼女にはとことん悩まされたが、それを逆に魅力に感じてしまうのは、私がすでに毒されてしまったからだろう。
2016年の初めには一緒にダバオに旅行なんかも行っている。
⇒ダバオで宿泊したパラダイスアイランドがまさに天国だったから要チェックやで!
そんな彼女は観光会社で働いているのだが、付き合う前は本当にどうしたらいいのかわからなかった。
多くの日本人が騙されている話を聞いていたし、自分もその一人になってしまうのが怖かったのだ。
でも彼女と時を過ごしていくうちに私はその考えを改めるようになっていった。
たぶん大多数の(ヘビーな)既存フィリピン人女性を彼女に持つ日本人男性たちは同じように考えていると信じている。
「一部のフィリピン人女性が悪さをしているからと言って、その他多数のフィリピン人女性がそうとは限らない」
結局は「国」という枠組みでその人を見るのではなく「その人個人」として見ることが大切なんだと思っている。
日本人にも暗いやつもいるし、とびきり明るいやつもいる。
傾向としての特徴は国それぞれにあると思うけど、それを全員に当てはまるなんてもってのほかだ。
ましてや悪さをする人なんてどの国にだってそれは一定数はいるよ。貧しい国ならその割合が大きいことは当たり前と言ってもいいんじゃないかな?
フィリピン人彼女と付き合いだして15か月、インターンを終えて日本に帰国後は3度ほど東京とマニラを往復した。
僕なりの所感を述べてみる。
とりあえず今までお付き合いした日本人女性と比べてみた結果
フィリピン人の良いとこ、イマイチなとこ
※これは私が思うことであって、ほかの人がどう思うかはわかりません。
良かったこと
●人を気遣う心を持っている
●陽気で一緒にいて楽しい
●ポジティブ
●かわいい
●とにかくやさしい
●節約術をたくさん知っている
●ちょっとしたプレゼントに全力で喜んでくれる
イマイチなとこ
●失敗を反省しない
●気分屋で扱いが難しい
●怒ると根に持つしめちゃくちゃ怖い
●メッセージに返信しないと浮気を疑われる
ざっと挙げてみたがこんな感じであろう。
フィリピン人と長く関係を築いている人ならわかる人がいるかもしれないが、フィリピン人の欠点はそれ自身が逆に男性を惹きつけるということだ。
気分屋だからこそ本当に色々な行動をとってこちらを飽きさせないし、怒られてM精神を満たすことができる(世の男性なら少なからずM精神があるはずw)。
これは好きになった弱みだろうか、欠点が欠点として見えなくなってしまうんですよね。
だからこそフィリピン人女性はまさに「沼」であるし、本当に今でも謎な存在です。
私が上記に挙げたフィリピン人女性のイマイチなところを参考にしてもらって、それを踏まえたうえで付き合って損はないと断言したい。
お金目的であなたと付き合っていたとしたらその天性の魅力であなたを虜にして離さないやっかいな女性となるが、フィリピン人女性が大好きな男として、一緒にいることを選択しているならそれは幸せな関係が築けるのではないだろうか。
さいごに

他の外国人と付き合ってみたいなという感情がないと言ったら嘘になる。
タイ人とかも親切そうだし、美人が多い国として有名なウクライナなんかも気になる。
でも、超絶美人なウクライナ人と肩を並べて歩いていたら、明らかに何かが不釣り合いなカップルになってしまうので遠慮しておこうと思う。
そういう意味でフィリピン人は「美人」というよりも「かわいい」系の人が多く、日本人と見た目の上でも相性が良いと言える。
フィリピン人女性はフィリピンパブの影響からなにかと白い眼で見られることが多いと思う。
私自身もフィリピン人の彼女がいることを友人に伝えると「え?騙されてない?」といったような反応がくることが多い。
それにもちろん日本人を騙そうとしているフィリピン人がいることは知っているし、それを否定するつもりはない。
しかし一部の人がそうだからといって、他の大多数の人も同じだと決めつけてしまうのは早計ではないだろうか。
「国」ではなく「人そのもの」を見ることが大切であると私は考えているが、他の日本国民はどうなのであろう。
偉大なるフィリピンはパラワンからマニラに出稼ぎにきた「私の人生を変えてくれた」彼女を眺めながら、私はそんなことを考える。