カツオと花沢さんの恋物語から学ぶ「事実」と「真実」の違い~人間関係を円滑にする方法~

みなさんは、「事実」と「真実」を使い分けて物事を考えているでしょうか?

これを一緒だと思っていると、「自分がどうしても正しい」という感覚に陥り、ちょっとした意見の食い違いで喧嘩になったり言い争いになっちゃうかもしれません。

 

しかし、その2つを区別することができれば、相手との意見の違いを許容できる幅が広がります。

そして、相手との相違を認め、その上で話し合いを重ねていくことで、お互いに分かり合えることができたり、折衷案をだしていける可能性があるんです。

 

事実と真実を区別していくことが、人間関係、さらには人生を豊かにしていく1つのポイントであると私自身感じているので、今回はそのことをサザエさんのたとえ話を交えながら、皆さんに伝えていけたらなと思っています。

事実は常に1つ、真実は人の数ほどある

2016-06-15 (2)
まずは、事実と真実の辞書的な意味を確認しておきましょう。

事実
1 実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。「意外な―が判明する」「供述を―に照らす」「―に反する」「―を曲げて話す」「歴史的―」
2 哲学で、ある時、ある所に経験的所与として見いだされる存在または出来事。論理的必然性をもたず、他のあり方にもなりうるものとして規定される。byデジタル大辞泉

真実
1 うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。「―を述べる」「―な気持ち」
2 仏語。絶対の真理。真如。byデジタル大辞泉

同じ「本当のこと」を表していますけど、実は違いがあるんです。

それは、客観的か主観的かどうかの違いです。

 

事実は、客観的に実際に起こったありのままの出来事や存在のことで、真実は、その事実を人が主観的に捉えたものになります。

 

人が主観的に捉えるとなると、人それぞれ考え方が違うので、上の画像のように真実は1つではありません。

つまり、事実は常に1つであるが、真実は人の数ほどあるのです。

誰しもが違う真実をもっている

事実は常に1つであるが、真実は人の数ほどある、といっても意味がよくわかりませんよね(笑)

なのでサザエさんを題材に1つ例を持ち出してみます(創作です。。)。

カツオと花沢のホワイトデー~勘違いが人生を変えた~

1月15日放送サザエさんより

1月15日放送サザエさんより

とある3月中旬、カツオは花沢さんへのバレンタインのお返しを考えていました。

わかめに相談すると「キャンディがいいんじゃない?私、甘くて好きだなー。」と言っていたので、カツオはキャンディを花沢さんにあげることにしました。

 

そして次の日、学校でそのキャンディを渡すと花沢さんは想像以上の大喜び!

「磯野く~ん、私もあなたのこと好きよ~~!」と叫びながら廊下を駆け抜けていってしまいました。

喜んでもらって何よりだなと微笑んでいたカツオのもとに、りか子ちゃんがやってきて「おめでとう」と声をかけてきました。

なんのことかわからないカツオに対して、中野君も「そうなるなと思っていたよぉ」と笑みを浮かべながら語りかけました。

状況が理解できなく、何だか怖くなってきたカツオは中野君に対して、「どういうことかわからない!説明してくれ!」と懇願しました。

すると中野君は驚きながら語りました。

「バレンタインの時に話題になっていたじゃないか!ホワイトデーにキャンディをプレゼントするのはI LOVE YOUのサインだろ!」

 

カツオはすっかりそのことを忘れていたのです。

そして、カツオは渋々花沢さんとお付き合いを始めることになりましたとさ。~fin~

カツオと花沢さんの真実は違う!

楽しくなっちゃい長くなってしまいました申し訳ございません(笑)

僕が何を言いたいのかといいますと事実と真実は違うということでしたね(えぇ、忘れてませんよ!)

 

つまりこのシーンでは

カツオが花沢さんにキャンディを渡したという事実1つに対し、
好意を伝えられえたと思っている花沢さんの真実と、義理でお返しをしたと思っているカツオの真実2つがあるわけですね。

 

このように、前提知識や文化、考え方の違いによって同じ事実に対しても、人それぞれ違う真実をもつことがあるんです。

このことを普段の生活でも意識しておくことが、僕は大切だと思っています。

事実と真実を分けて考えられるとどうなるか

僕が初めて明確に事実と真実の区別を意識し始めたのは、大学1年生の頃に西田幾多郎の『善の研究』を読んだ時でした。

この本の中では、もっと幅広いく深いことが書かれていたのですけれども、「人間のあらゆる知覚には個人の解釈が含まれていて、それは人によって違う」というようなことが書かれていたんです。

その後、ネットなどを使って調べていくうちに、事実と真実の明確な区別を知るようになりました。

そして、その2つの区別を知ってからは他人に寛容になれるようになった気がします。

 

たとえば、恋人がワケのわからないことで急に機嫌悪くなったら、過去の私なら不機嫌になっていたでしょう。だって僕は悪いことは全くしてないんですもん。

でもその「悪いことしてない」っていうのは、僕の真実でしかないんですよね。

恋人にとっては恋人の「真実」があって腹を立てているんです。たとえば、レディファーストがなってなかったとか?

 

だから、僕は理不尽なことで怒られたりしても、相手がどのような真実を感じて、そのように怒るといったような行動に出たのかがわかるまでは、なるべく文句を言いません。

自分で気づかなかっただけで本当に僕自身が悪いのかもしれませんしね。

 

こんな感じで 僕は他人の考えを推し量る努力をするようになったことで、今では昔より他人に寛容になれています。

そのおかげで、人間関係が円滑になってきたと感じているので、ぜひみなさんも、事実と真実を区別して、そのうえで自分の考えだけが正しいわけではないと考えるトレーニングを始めてみてください。

まとめ

どこまでいっても、人は人、自分は自分なんです。

だからといって、「自分だけが正しい」と考えてはいけません。

1つの事実を通して、得られる真実は人それぞれなんですから。

 

その相手の真実を少しでも推し量る努力をすること。このことこそが真のコミュニケーションであって他人と良い人間関係を築いていくうえで大切なことなんではないでしょうか?(外国人などの文化が違う人とは特に!)

以上で、カツオと花沢さんから事実と真実の違いを学ぶストーリーはおしまいです。

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