僕は様々なアルバイトを経験してきたんですけれども、中でも一番嫌だったバイトは工場でのライン作業でした。
服飾関係の物流センター(僕たちは工場って呼んでましたw)で働いていたんですけれども、もう本当にひたすら同じことの永遠ループでした。
段ボールに入っている服の枚数を確認して、それを段ボールに小分けするって作業を1日8時間くらいしていたんです。
そんな作業を繰り返していると、僕は急に神に召されかけた気分になったので、今回はそんなどうでもいい話とその教訓です。
作業の果てに
やっぱり同じ作業をずっと繰り返していると時間が長く感じるようになってくるんですよ。
1時間くらい経っただろう、と思って時計を見ると20分だったとかはザラで、1日の終わりの方になると、ひたすら1分毎に時計を確認して「あれ?まだ1分!?」っていう新鮮な驚きをひたすら繰り返すことになります。
そんなバイトを始めて1か月くらいした時に、ふと思うようになったんですよね。
『毎日毎日同じことの繰り返し。。もうこれは人間が生まれながらにして罪深い生物だからに違いない。この淡々作業地獄は、自分の罪を償うためにやっているんだ。』
って。
ってww
でも本当につまらなさすぎて極限状態になってたのかもしれませんね、そう考えるとなんだか自分のやっている作業にも意味があるような感じがして、神に救済されているような気がしたんです(笑)
ヤバイ宗教にハマる人の気持ちが分かった

今は、おかしな宗教団体がたくさんあるじゃないですか?
そんなあからさまにおかしい宗教にのめり込んじゃう人は、アホなんじゃないかなって思ってたんですよ。
でもこのバイトを経験したことによってわかったんです。
人間は極限状態になると、なにかしらにすがりたくなっちゃうんだなって。
僕の場合は、その時たまたま学校でキリスト教に関した授業をやっていて、個人的にも色々と調べていた時期だったんで、神にすがろうとしたんだと思います。
まぁ僕はバイトっていう、本当にちょっとしたことからこんなこと考えちゃったんですよね。
なので、たとえば失業とか家族の死とかものすごく精神的に疲労してしまうような出来事が重なったような人が、何かにすがりたくなるような感情を持つのは、ある意味当然だと思うんです。
たぶん、世の中にはそういう精神的に困っている人をターゲットにしている人達が多くいると思うんです。
だからこそ、友達とかが困っていたら、その周りにいる人が手を差し伸べてあげるべきだと思うんですよね。
まとめ
って思うようになりました、って話です。
みんな、本当に精神的に弱っている時は、気を付けましょうw
僕は、バイトで淡々作業を繰り返していただけで、神にすがろうとし始めるというめちゃくちゃ弱い人間なんで、特に気をつけろ、って話ですよね(笑)