TOEICで900点取得したいけど、どのくらいの単語数が必要なんだろう?
どの単語帳を使えばいいんだろう?
って思ったことありませんか?
僕はTOEICを勉強していた時ずっと思っていましたw
なので今回は僭越ながらTOEICで965点を取得した僕が、おすすめの単語帳を紹介していきます!
僕の今の英語力は下記の記事を参考にしてください!
参考:TOEIC900点レベルの英語力!就活・転職には役立つのか?
目次
TOEICは情報処理試験=迷っている暇はない
TOEICで高得点を取るために、なによりも必要なのは「単語数」と言っても過言ではありません。
というのもTOEICで求められている能力って情報処理能力みたいなもので、「文章を如何に速く読んで如何に速く理解するか」ということに焦点が当てられています。
特に900点を目指すのであれば、問題は最低でも全問時間内に解く必要があります。
だから正直わからない単語を推測しながら読む時間や「うーん、この単語の意味なんだっけ?」と迷っている時点で、TOEICで900点を取る英語力はありません。
文章理解問題にしろ文法問題にしろ、書いてある単語の意味がわからなければ、正答率はガクっと下がりますからね。
TOEICで単語数が足りてない=読むスピード/文章理解度が遅いということ、高得点を取るためのスタート地点にも立ってないと言えるでしょう。
でも安心してください!
TOEICで求められている単語数はそこまで多くないんです!
TOEICで900点を取るための単語数
ネットで調べていくと、TOEICで900点を取るために必要な単語数を「約1万語」としているところが多いですね。
実際に僕の実体験から言っても1万語が1つの目安かなと考えています。
というのもTOEICで965点を取得した時の僕の単語数が、「大体9000語+TOEICに出やすい単語」だったからです。
どうして単語数が9000語ってわかるの?と思われる方もいるでしょう。
それは僕がアルク出版の「究極の英単語SVL」を使用していたからです。
SVLとは「Standard Vocabulary List」のことで、アルクが数々の英文データをもとに、ネイティブスピーカーの使用頻度を考慮して作られた英単語リストのことです。
僕がTOEICを受験した時には、LEVEL9(9000語)まで覚えていたんですね。
それに加えて試験3か月ほど前からは、TOEICに出やすい単語を集めた単語帳を勉強していました。
だからTOEICで900点を取るためには「9000語+TOEICに出やすい単語=約1万語」の単語が必要と言えるでしょう。
おすすめの単語帳
それではおすすめの単語帳を紹介していきますね!
僕が実際に使用してきた単語帳のみ紹介しているので、この単語帳を制覇すればTOEIC900点レベルの単語力をGETできることになります。
究極の英単語SVL Vol.1~3
この3冊を完璧に覚えることができればTOEICで900点を取得するための道のりはほぼ終了と言っても過言ではありません。ちなみに僕の場合はVol.1は購入していません。
大学受験期に勉強していた領域とほぼ被っていたので、無駄になってしまいますからね。
目安としてはセンター試験で160点くらい取れている方や、超有名な英単語帳DUO(僕はやったことないけど)をマスターしている方なんかはVol.2から始めることをおすすめします。
Vol.4は、TOEICでは必要ありませんが、ニュースを読むときや日常会話でも多用されている単語が多いんので、TOEICで目標点数を取得した後に進めていくのが良いと思います。
僕は今、Vol.4を勉強中なのですが、見たこともない単語がほとんどです( ;∀;)
音声ファイルも買ってください。
リスニングでは大体Vol.2くらいまでは読んで意味が分かる状態ではなく、聞いて瞬時に意味が分かる状態にしておくべきです。
金のフレーズ
究極の英単語SVLのVol.3まで終えた方は、TOEICに特化した単語を覚えていくようにしましょう。Vol.4レベルの単語もたまにTOEICにでてくるのですが、でやすい単語は決まっています。
そういう単語をTOEIC専門の単語帳で潰していくのが効率の良い勉強法です。
特に金のフレーズの最後にでてくる「990点レベル」の項目が秀逸です。
990点レベルとありますが、900点を目指している人にこそおすすめしたいんですよね。
詳しいことは金のフレーズの記事を書いているのでこちらを参考にしてください。
→金のフレーズはTOEIC受験者ならとりあえず買っておきなはれやって話
TOEIC TEST 単語特急 新形式対策
僕はこの単語帳の1つ前のシリーズを使っていたのですが、なかなか使えましたよ。TOEICに出てくる単語で一番難しいのがPART5に出てくる単語なんですよね。
逆にPART6やPART7の単語は、そこまで難しくありません。
だからPART5にでてくる単語問題に焦点を当てよう!ってことで作られたのがこの単語特急シリーズです(多分w)。
これ1冊仕上げておけば、TOEICで頻出の単語が抑えられますし、PART5の問題形式にも慣れていくことができます。
まさに一石二鳥の単語帳ですね。
おすすめの単語暗記術
単語は1回で覚えようとするのではなく、3回以上にわけて覚えるようにしてください。
エビングハウスの忘却曲線という記憶に関する研究をグラフ化したものがあるのですが、これによると人間は1度覚えたことであっても、1日後には74%が思い出せない状況になっているんです。
でも忘れかけたタイミングで復習をすると、だんだんと記憶が定着してくるんですよね。
僕は大体3回くらい「覚える→忘れかける→覚えなおす」のパターンを繰り返した時に「記憶が定着したな」と感じることが多いです。
だから1度で単語帳に載っている単語を全部覚えようとするのではなく、何回も繰り返すことによって覚えていくことを意識して勉強してみてください。
具体的な暗記法は僕が以前書いた以下の記事を参考にしてください。
→偏差値50!超平凡な高校生だった僕の早稲田大学合格体験記~英語の勉強法や勉強時間など~
目次から「6 英単語/古典単語編」に飛んでください。
まとめ
TOEICにでてくる単語はそれほど難しいものではありません。
元の英語力にもよりますが、働いている方であっても半年あれば大方の単語はマスターできるでしょう。
そして単語をマスターできれば英文を読むスピードが格段に上がります。
TOEICで900点を取得するためには「スピード」が大切な要素となってくるので、単語力をつけることはTOEICで高得点を取ることに直結していくんです。
なので、900点を目指している方はとにかく「1万語レベルの単語力」を身に着けてください。
そこがスタート地点であって、単語力がないまま「TOEICの解法テクニック」を学んだとしても意味がありません。
これから文法の勉強の仕方とかも記事にしてみようと思うので是非そちらも参考にしてみてくださいね!
応援していますよー(^◇^)
参考:TOEIC900点レベルの英語力!就活・転職には役立つのか?